Gallery TAKAO が使用している建物は、大正時代の民家を改築して株式会社高尾事務所(1991年3月-2022年7月)の社屋として1995年7月に竣工されたものです。2016年1月以降は代表取締役急逝のため会社解散に向けて準備を始めながら、同年10月より並行して社屋内で Gallery TAKAO として Workshop の開催を始めました。
その後、2022年7月末をもって株式会社高尾事務所は解散。同年9月よりWorkshop だけでなく、公演や展示、ミニコンサートの開催と、不定期ながら少しづつ活動の幅を広げながら私設ギャラリーとして運営を続けております。
*株式会社高尾事務所から Gallery TAKAO への変遷
・1991年3月:文京区目白台2丁目の2DKの賃貸マンションの一室でザイン制作会社(業務は書籍や雑誌やパンフレット、デジタルフォントの広告展開など)として法人
設立。従来のアナログ制作の現場にデジタル化のノウハウをどう取り入れて制作業務を進められるかが当時の大きな課題でした。製版や印刷の現場とデジタル出力センターの間を行き来しながら、大きな技術変革の荒波に揉まれながら、新しい時代の到来に希望を感じながら全力疾走していました。
・1993年:Macintoshの普及を予測し、事務所向かいの古い2階建て木造住宅を借りて ”Little Mac School” 開校(1995年休校)。デザイン業務の傍ら代表取締役自ら専任スタッフと共に講師を務める。ネットワークの実験として BBS ”Bunny Net” を構築(1998年運用停止)。 当時、生徒用に使用していたのはMacintosh LCシリーズ(LCⅢ)。
・1995年6月:業務のデジタル化と通信ネットワーク化がさらに進むことを予測。その頃、代表取締役の親族が木造平屋を残したことを契機として、デジタル化の対極にあるアナログ環境の社屋として改築し移転。コンピュータグラフィックプロダクションとして業務を開始、同時にブロードバンド時代到来(2001年)まで、専任スタッフによりUNIXサーバを社屋内に構築・運用。アナログとデジタルが融合した新しい制作への対応を目指しました。/施主:高尾 洋、設計監理:鈴木喜一建築設計工房(担当:鈴木喜一、渡邉義孝)、木工事:佐藤工務店、材木家具:軽部商店)
・2005年以降、インターネット環境と共にグローバリズムはさらに進み、求められる業務内容の変化により業務態勢を縮小。地域に密着した業務展開に移行していきます。小さなコミュニティ、地元商店など小規模企業をサポートしていく業務に重点を置き、Webサポートや地域商店紹介サイト運営(eラーニング業務の拡大/2013年終了、雑司が谷Pick Upなど/2021年閉鎖)、少人数の参加者主体の体験型学習講座を開始(workshop/2015年終了)。
・2016年1月:代表取締役他界。業務を大幅縮小、解散に向け他業種に移行を検討。
・2016年10月:法人業務と並行して社屋内の空きスペースで Gallery TAKAO として Workshop 開始。徐々に定期や不定期のワークショップを開催。
・2022年7月:法人解散(法的な会社消滅は2023年2月)。Gallery TAKAO は、私設ギャラリーとして運営を継続中。