Salt glaze kiln "Jinenjo"

Salt glaze kiln "Jinenjo" 風神窯【陶芸家 | 宮良太陽】
* 燃料は100%廃材を利用
* 環境配慮型のアート
* 塩が装飾原料
* 食器とインテリア
* ソルステラ(Salt-Sustainable-Terra)

陶芸からセラミックアートへ 「陶芸」に対する解釈を広げる必要をずっと感じている。「侘び寂基調の、渋めなオーガニック高級塩釉食器」の商業的な不安定さと言ったら…。そうかと言って、自分が生来持っている個性を殺して、大衆受けを基準に薄利多売の競争...
06/02/2026

陶芸からセラミックアートへ

「陶芸」に対する解釈を広げる必要をずっと感じている。
「侘び寂基調の、渋めなオーガニック高級塩釉食器」の商業的な不安定さと言ったら…。
そうかと言って、自分が生来持っている個性を殺して、大衆受けを基準に薄利多売の競争に乗るのは悪手。
だからこそ食器を作りながらも、それ以外のセラミックアートに、ずっとヒントを探している。

表現できるキャンバスが「食器」のみだと、完成した絵が映える空間や用途も限られる。
セラミックで表現できる対象が増えれば、自分なりのユーモアを発揮できる世界は爆発的に広がるだろう。

神社以外で久々に見つけたときめきスポットが、志摩市浜島の海岸にある。
夢海道チップアートという、堤防に描かれたタイルアート。
夕方の海と空の色、波音と磯の匂い。
それらと共に町の景色を作っている、その在り方が凄く心地よかった。

アート単体での成長は難しい。
けれども日常からアートが消えれば、社会は合理性だけで回る機械に成り果てる。
日常に色や味を付けるスパイスとして陶芸を活かす手段を探している身には、浜島の魚タイルアートはとても刺激的なヒントだった。
そういう陶芸家としてお客様と関わっていきたい。

伊勢での活動がもう少しで再開できる。
早くまた作品を作りたいなあ!

一年の計は大晦日に。ついつい意識は何かを切り替えるべき起点に向きがちだけど、「終わり良ければ総て良し」と言うように、この日を清々しく迎えられたことの方が大きな意味を感じられる。第一、12月にもなれば元旦に掲げた目標など大体忘れているものだ。...
31/12/2025

一年の計は大晦日に。
ついつい意識は何かを切り替えるべき起点に向きがちだけど、「終わり良ければ総て良し」と言うように、この日を清々しく迎えられたことの方が大きな意味を感じられる。
第一、12月にもなれば元旦に掲げた目標など大体忘れているものだ。
俺もちゃんと忘れている。
それでも、何か特別な目標を達成したとか、特別な収穫があったとかでなくとも、いま心に重荷無く過ごせていることが本当に有難い。

人生には己が分からなくなる時が必ずある。
自分で自分を否定し、自分が何者であるかを忘れ、日々の雑事に心をすり減らすだけの時を過ごすことがある。
暗闇の中で現在地を知るための標すら見えない息苦しさに、未来に光が差すことのみをひたすらに願った。
そんな時に帰ってきたモノは、過去に大切にしてきたモノだった。
在るべき場所も、在るべき在り方も、過去に自分を捧げたモノの中に答えがある。
それらは自分が掴み取ったものではなく、人や土地が自分に求めた役目として存在する。
だからこそ人を大事にすること、人に愛されることには、言葉に表しきれない喜びがあり、いつか自分が暗闇に落ちた時に救ってくれる光になると知れた。
心の底からありがたいと感じられる気付きだった。

そんな訳で、旧年中は大変お世話になりました。
おかげさまで良い一年でした!
そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとって良い一年になりますように!

2026.1.1
(写真:戸隠神社大皿奉納 2025.12.1)

“宿らるる器:依り代”今日は冬至だから、その意味を再発見したい。 人間という生き物をこう考えている。人間とは、ただ無機質に動く人形ではない。肉体という物質に心や魂が宿ることで、初めて人間という生きた存在が成り立つ。物事が生きるには、器(依り...
23/12/2025

“宿らるる器:依り代”
今日は冬至だから、その意味を再発見したい。

人間という生き物をこう考えている。
人間とは、ただ無機質に動く人形ではない。
肉体という物質に心や魂が宿ることで、初めて人間という生きた存在が成り立つ。
物事が生きるには、器(依り代=入れ物)と精神(宿るもの)が必要なんだ。
片方のみでは成り立たない。
生きるとは、宿ること。
宿るとは、“いま生きている”ということ。
だから“器”の方も、単なる物質的な受け皿では役割に対して分不相応だと考える。
精神を宿すという役割ありきで“器”を考え、神道において“依り代”と表現される“御神霊が宿るための器”そのものと見立てて、向かい合う。
だけど、そんなものは、より器を楽しむためのスパイスに過ぎず、覗き込んだら楽しみを増してくれるような隠れたストーリーで良い。
人が何かを選ぶ理由は、シンプルに「これを選んで良かった」と言えるかどうかだろう。
だからこそより一層、それに向き合う自分の姿勢に対して、形にしようとするものに対して、ひとつの命題を立てて大切にしている。
この十年は形を尊んだ。
けれども、本当は姿勢こそをまず何よりも大切にしたいのだ。
「それを選ぶことで、その人の人生が豊かになるか」
人生を味わう喜びを取り戻した歓喜が、
生きている物を人生に取り戻した充足感が、
人生に生きる意志を取り戻したワクワク感が、
人と神さまの間の営みを取り戻した安心が、
人生そのものを自分のものとして取り戻した胸の高鳴りが、この器の隣で感じられるか。
「これは、そういう喜びが自然と“宿らるる器”だろうか」
俺は、器とそのように臨むことで、“いま自分を生きている”という奇跡を、もっともっと人々と喜び合いたいのだ。

十年を振り返り、自分もまた、その命題と道に再び誇りを取り戻した気分だ。
目の前の人の味わい深い人生が、更に喜ばしいものにグレードアップする起点となる瞬間を描き続けよう。
そんな仕事として、今後も“器”を使っていただけるよう、再びこの人生と仕事をデザインしていこう。
それこそが、伊勢神宮土器調製所に原点を戴いた“宿らるる器:依り代”が、大切にして届けるべき価値観だと教えてもらったから。

2025.12.22:伊雑宮にて

原点回帰:伊勢 旧居より南西へ400㎞、かつて陶芸修行をした伊勢の地に戻ってきた。いまなら若者が希望を抱いて東京に出る心理もわかる気がする。目的地が東京であれ、名古屋であれ、福岡であれ、自分に足りないものをそこに見ているのだ。そこに行けば、...
11/12/2025

原点回帰:伊勢

旧居より南西へ400㎞、かつて陶芸修行をした伊勢の地に戻ってきた。
いまなら若者が希望を抱いて東京に出る心理もわかる気がする。
目的地が東京であれ、名古屋であれ、福岡であれ、自分に足りないものをそこに見ているのだ。
そこに行けば、それが手に入れば、何かが変わると信じている。
人にはそう信じるだけの、自分だけの“信仰心”がある。
信仰の対象は様々で、大体が共感など得られないと口を噤むもの。
しかし、その信仰心はどうすれば満たされるかと尋ねるように生きるのが人だろう。
時には信仰対象そのものを求めたり、信仰対象へ向ける熱量と同じだけの見返りを求めたり、そもそも信仰とは何なのかと考えることもある。
俺が求めていたのは、自分なりのそれを表現するのに適した「環境」だった。

独立以来最大の学びは「置かれた場所で咲きなさい」という間違いにある。
その時その場所で出来る限りの誠実さを尽くし、挑戦の密度と温かい人間関係に恵まれてきた。
そうして沢山の仕事を頂いたおかげで、本当に良い時間を過ごせている。
だから、そのマインド自体は絶対に必要だ。
置かれた場所で咲くことは、決して不可能ではないだろう。
けれども個人が持てる力を最大限発揮するためには、環境を選ぶことが同じくらい大切だ。

その人が持っている物が、その人自身が、最も深く共鳴する環境は如何なるものか。
自分の信仰が、その表現が、思考の癖が、最も深く共鳴するのは神道だった。
性質、性格、思考、理想。
自分にとって伊勢は、陶芸の原点であることは勿論、共鳴する風土そのものだった。
だからここに戻ると決めた。
この地ならではの特異性に育まれた歴史的価値観が「当たり前」として根付き、作られた文化や風土。
そこに自分の適性と信仰を置いた時、どれくらい面白いものを生み出せるかと問う。

失敗を繰り返し、共感を得られず何度も挫折しては己を疑う時間を過ごして。
何が自分かさえ分からなくなるほど、否定を重ねた。
そうして虚飾を削ぎ落して最後に残った芯は、どれだけ拒絶しようとも光って見える。
それこそが俺の本質だろう。

そいつがこの地を目指せと言うのだから、きっとここに答えがあるのだ。
面白くなりそうじゃん。

長野における最後の窯焚きを終えました。直接お会いできない皆様にはこのような形でのご報告となり恐縮ですが、この度長野を離れることにいたしました。お世話になりました皆様には、心より感謝申し上げます。また当地での仕事を火の禍事なく終えられましたこ...
18/11/2025

長野における最後の窯焚きを終えました。
直接お会いできない皆様にはこのような形でのご報告となり恐縮ですが、この度長野を離れることにいたしました。
お世話になりました皆様には、心より感謝申し上げます。
また当地での仕事を火の禍事なく終えられましたこと、皆様より気を掛けていただいたお陰に他なりません。
誠にありがとうございます。

移住先は、かつて陶芸の修行でおりました伊勢。
初心に帰る意味でも、大切にしたいと願った志を思い出す意味でも、未来に明るいビジョンを描く最高の選択になったと確信するものです。
工房と設備の用意にしばしの準備期間を設け、気持ちを新たに挑戦する事業が、今度こそこの人生で関われる方の喜びに繋がることを祈ります。

10年を振り返り、自分のへたくそさに顔が熱くもなりますが、かけがえのない有意義な日々だったと手が合わさります。
人に恵まれること、応援していただけることが何よりの財産だと教えていただきました。
皆様とより良い関係と未来を築けますよう、もっともっと楽しい人間になります。
今後ともよろしくお願いいたします。

追伸:
11月中は現在の工房におります。
「遊びに行きたい」と伝えてくださった皆様、残り僅かな期間ではございますが、是非この機会においでくださいませ。
ご都合の良い日をご連絡いただければ幸いです。
ささやかながらお土産を用意して、お待ちしております。

西川心一朗(号:宮良太陽)

今日と明日松本城大手門枡形跡広場にて“工芸の庭”やってます!松本クラフトフェアと同日開催のイベントが、近辺でもありますので、是非お越しください。こちらでは、おかげさまで雨が上がりました。ありがたい!
24/05/2025

今日と明日
松本城大手門枡形跡広場にて
“工芸の庭”やってます!

松本クラフトフェアと同日開催のイベントが、近辺でもありますので、是非お越しください。

こちらでは、おかげさまで雨が上がりました。
ありがたい!

みなさま、お久しぶりです。今週末のご予定はお決まりですか?5/24(土)、5/25(日)は、久々のイベント出店です。器用さ・魅せ方・優しさで大尊敬のdesign1.10 さんとの共同出店です。工芸の五月📌松本城大手門枡形跡広場(四柱神社とな...
22/05/2025

みなさま、お久しぶりです。
今週末のご予定はお決まりですか?
5/24(土)、5/25(日)は、久々のイベント出店です。

器用さ・魅せ方・優しさで大尊敬のdesign1.10 さんとの共同出店です。

工芸の五月
📌松本城大手門枡形跡広場(四柱神社となり)

“明るい食卓をつくる”というテーマで、水色メインの器をお持ちします。
長年作り続けている渋い和食器も並びますので、どちらも楽しんでいただければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

飛騨の大鍾乳洞がやばい!
24/09/2024

飛騨の大鍾乳洞がやばい!

12/09/2024

はいさい!「朝、目が覚めた。それだけで今日も満点だ。」そう、僕たちって、目が覚めるだけで大成功してるんです。だって、生きてるんだから。ということで、今回の記…

LINEのデータが全部飛んでしまいました!諸々ご指導いただいている先生方から、友達や家族まで、連絡先がわからない状態です。器のご注文をいただいているお客さまに限っては、ご要望通りの制作ができるよう、予め記録を取ってあるのでご安心ください。と...
08/08/2024

LINEのデータが全部飛んでしまいました!
諸々ご指導いただいている先生方から、友達や家族まで、連絡先がわからない状態です。
器のご注文をいただいているお客さまに限っては、ご要望通りの制作ができるよう、予め記録を取ってあるのでご安心ください。
とはいえ容易に連絡ができない状態には変わりなく、大変申し訳ございません…。
InstagramやFacebook、Gmail、BASEのメッセージ機能等には問題ないので、そちらはこれまで通りご利用ください。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

久々の投稿がLINEアカウント消失だけだと寂しいので近況を少々。
本日のお仕事は、自在カメ板の試作と試運転。
カメ板というのは、ろくろの天板にはめて使う板で、ろくろ挽き後の成形物に触らずに板ごと持ち運ぶための道具です。
で、これをアレンジ。
取り外しと、量産がしやすい構造に。
実際に使ってみて使い勝手も良いので、仕事が捗ります。
写真はご依頼品の六寸鉢。
挽いていて楽しいサイズだ。

写真三枚目は、今日咲いていることに気付いた畑のマリーゴールド。
俺、この花結構好きです。

今日のつぶやき
LINEもそうだが、近頃のアプリは複雑じゃ…。
君もそう思わんかのぅ…😂


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