10/06/2026
Part 2では、日本で撮影された作品を1点展示しております。
それは、リチェクさんが13年前に来日した際に広島で撮影された作品です。
本展は、今週土曜日までの開催となっておりますので、ぜひこの機会にご高覧くださいませ。
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本作 Hiroshima – Phoenix Rising from the Ashes は、人類史における大きな悲劇の記憶を刻む広島を題材にしながら、その都市がやがて平和、赦し、再生の象徴へと変わっていったことを静かに見つめた作品です。
作品の背景には、原爆を幼少期に経験し、のちに放射線の影響による病に苦しんだ佐々木禎子の物語があります。禎子は、千羽鶴を折れば願いが叶うという日本の伝承を信じ、回復と平和を祈りながら折り鶴を折り続けました。現在も世界中の子どもたちが広島の禎子像に折り鶴を捧げ、その願いを受け継いでいます。
リチェクは本作を通して、記憶だけでなく、苦しみの後に立ち上がる人間の力を表現しています。灰の中から蘇る不死鳥のように、広島は破壊の歴史を越え、希望と平和を見出す都市として存在し続けています。