08/10/2018
【展示のお知らせ】
すでに会期が始まっていますが、10/5〜10/21まで、桐生市「有鄰館」にて行われている『346 ART BIENNALE(旧称:有鄰館芸術祭)』にて、佐藤るなの作品が展示されています。
なお、過去にWATARASE Art Projectへの参加もあった、寺村サチコ、平岩葉子、圓山和幸の作品も出品され、また、津久井ひとみが参加しているプログラム(企画「346げいじゅつがっこう」)もあります。
本展は、2006年にWATARASE Art Projectが開始されるきっかけとして、当時の主要なメンバー・アーティストが参加していた「桐生再演」にて縁のあった山治織物に関わる山崎丈士氏が企画に携わり、同氏の作品も展示されているほか、桐生市やその近郊を制作拠点に現代美術の分野で活動している幅広い年代のさまざまなアーティストの作品をご覧いただけます。
いよいよ秋も深まり始める北関東で、地域に根ざし活動しているさまざまなアーティストの作品を、どうぞご高覧ください。
「346 Art Biennale」
2018 10/5〜10/21 10:00〜17:00
桐生市 有鄰館(群馬県桐生市本町2-6-32)
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2012年、小学6年生ながらWATARASE Art Project 2012 "PARADE"展にて、足尾銅山旧鉱山住宅「渡良瀬社宅」で個展形式の作品展示を行なった佐藤るなは、その後、WATARASE Art Projectでの展示のみならず、地域の子供達による「シンブンシャ・プロジェクト」にて映像作品『化猫』の制作を行うなど、表現領域を少しずつ広げてきました。
今回の展示では、2017年から直近までの写真作品より選別し、約30点ほどをインスタレーションとして構成し展示しています。
(原案・写真:佐藤るな / 構成:皆川俊平)
足尾から少しだけ外へと出て、東京・大阪・青森といったさまざまな土地で見てきた物事と、佐藤の日常の中で見ている物事とが、序列なく混在した形でのインスタレーションとなっています。
「あなたのことなんか知らないから、わたしのことなんて分からないで」(タイトルより抜粋)にあるように、他者の干渉を受け自己が揺らぎながら、他者へと興味を投影していっている様子を反語的に表そうとしています。
我々では見ることのできなかった、美しくも残酷さのある足尾の光景を写していた小学生から成長し、高校生という過渡期の中で、地域・社会・自分を等価な尺度で捉えようとしている佐藤の眼差しを体感していただければと思います。
*画像はインスタレーションの設営の様子、出品作品の一部より