23/11/2023
侘び寂びの寂び。
「危ないから触らないで!」と、
大人が子供にお話してるトコに遭遇。
割らないようにと怯えさせてしまい。
私は、''作る''事で、人とガラスを遠ざけてしまっているんじゃないかと痛く感じました。
っと同時に昔、ラムネの瓶からビー玉を取り出してた頃を思い出す。
あの時、ガラス瓶を身近に触れる事で、加減や怪我しない方法と、扱い方を知れたんだなと。
遠ざけられて守られるより、近くで実際に体感されたほうが、お互いの経験が深くなるかな。
そうなるといいな。
っと。
それで、
ENTRO SOUP&TAPAS
こちらでは皆さんに、ガラスをアトラクションのように沢山触って体感して頂きたく、多種多様なグラスが登場するようになっています🤲
今年で10年目。
するとね。
触って下さるお客様も、子供たちも、洗ったり注いだりしてくれるスタッフさんも、
ガラスが柔和に包まれながら、手から手へと繋いでくださる姿勢がとっても温かくて、温かくて。
そうやって人の''想い''だけで繋がり積み重なる1日、1日で、そのガラスの歴史が紡がれていて奇跡みたいだなと、おもいました。
皆さんの温かな気持ちに支えられて、このガラスのアトラクションが、ここに叶っているコトに心から感謝しています🤲
そしてね、こういう、大事にされた中でも、役割を終えていく子達は、いて。
「それは、その子のもつ寿命だったんだよ🐑」っと、お伝えしたいです。
どんなに丁寧に扱っていても、手から滑る事も、身体に当てて倒しちゃう事も、天災も、縁みたいなもので、起きる時に起きます。
カタチあるものは''壊れ''る可能性をいつも孕んでいて、そのかわりに''見えない大事なモノ''を育くんでくれる。
たまたま、そこに居合わせた方には、悲しませてしまって申し訳ないけれど。
壊れちゃった子に、自分の最期の看取り手として、
きっと貴方は選ばれたから、
どうか、自分を責めないでね。
「その''時''に立ち会ってくれて、本当にありがとう」っと感謝しかないです🍎
私は、仕事柄、割れるや壊れるっていう場面に何万回と立ち会ってきた「割れのプロ!」
だから言えます(`・ω・)bぜ!
寿命がきた子に
''今までありがとう''って、伝えると
自分に届きます✉
※※※
そして、悲しんでくださった方にもまた、安心してお使い頂きたく🏁
''モノ''の終わり方から、どう再生へ向かうのか。
未来に繋げる技術を身につけれれば、循環を辿り再び、ご安心頂けるんじゃないかと。
うちでは、壊れても、精製、ピッキングして、用途を変えてアップサイクルする為の技法や技術を日々研究して、こちらも10年になりました。
そして昨年からは、
割れや欠けの技法のその一つとして、''金継ぎ''をご教授頂いてます。
ガラスの金継ぎは、割れた断面がツルツルしていて継ぐのが難しく、くっつけた面も透けて見えます。実例も少ないので、継ぎ方の種類を研究させてもらってます。ありがたい場所です🤲
私は、直してまた同じように使うというよりは、違う用途に生まれ変わらせるために必要な事を探っています。
そして単純に、
罅の断面を触っていると、この罅間が
また良いんですよ°・*:.。.
観賞するだけのモノとしてENTRO galleryにて経年変化を公開しようと思っているので、皆さんと一緒に見守ってゆけたら幸いです🤲
ちなみに、
日本人には、
時が経つにつれて変化してゆく
''欠け''や''劣化''や''汚れ''などを多様な美しさと捉え、
感づる特殊能力を持っているそうです。
それが、侘び寂びの''寂び''のもつ意味です。
心を亡くすほど忙しいと分からなくなるそうですが
心に余裕の''ある''人には、今でも感づることができるそう。
なんだか素敵な能力🌝
罅間を観て
身をもって検証したい
侘び、寂び(わび、 さび)の''寂び''
心は今、ココに''ある''のかヲ
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