02/06/2026
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丸3日くたばっている間に今年もちえのわ農園さんにちびっ子除草隊がやって来ていた。
以前は合鴨だったけどいつからかほとんどがアヒルになっている気がするけど、いずれにせよ赤ちゃんは毛がパヤパヤしていて可愛いな。呼んだら近寄って来るのでなおさら可愛い。
農家さんのことはかなり尊敬している。
農業経験はないので具体的なことはわからないけど、日本は四季があるので大体の農作物は作れるのが年に一度。検証の結果が見えるのが年に一度というのはかなり根気が要ることと思うし、その年々で気象条件も大きく変わる中、なかなか細かな修正も必要だろうと思うけどそれは自身の経験から導き出さなければならないはずで、一定の水準を越えるまでに何年もかかるはずと思っている。
夫がひとりで行っている小木工などは生産量が少ない代わりに短いスパンでの検証が可能なので、比較的ブラッシュアップが早い。どちらが良いとかそういう話ではなく、これは向き不向きがあるんじゃないかと思う。
大きな車輪をゆっくり回すのが得意な人、小さな車輪を高速で回すのが得意な人、どちらも大切なのは置かれた環境や自分自身に合った「自分の正解」を見つけるために「続けることができる人」が良いものづくりができる人だと思っている。
先日伺った『すわって』で鉋の台打ちをされている「きへん」のヨシツネさんと話していた時、大久保式の南京鉋ときへん式の南京鉋はどちらが正解か、“ユーザーが戸惑っている”という話を伺った。
結論から言うと、大久保式もきへん式ももちろんどちらも正解なのだけど、南京鉋の仕込みや削りの考え方が少し違うのでそこで戸惑う人が一定あるということだった。
ヨシツネさんと夫は互いに共通言語を持っているので十分理解し合えることでも、この情報に溢れた社会の中にあって新規ユーザーとなる方たちにとってみると、“で、どちらが正解ですか?”と、より早く「正解」に辿り着きたい気持ちはわからなくもない。というかかっこうわかる。ただここで間違ってはいけないのは、必要なのは「正解」じゃなくて「自分の正解」なので、人に与えられた答えではなく自分で導き出した答えを信じることでしか、ほんとうの正解は得られないと思うのです。
つまりきへん式も大久保式もたくさん自分で検証して、「自分式」を見つけましょう!ということに尽きるんじゃないかというのが私が感じたところです。そして検証したうえで“どっちも違うやんけ!”ということになるなら、それはそれでまた面白いことです。
農家さんの仕事も夫の木工も、大きな視点で見るとたぶん同じことをしている。
うちには可愛いパヤパヤはいないけど、仮説を立て、検証し、結果を考察するその繰り返しの中で、日々少しずつ少しずつより良いものを目指して進んでいくことは、多くの仕事で同じと言えることかもしれないな。
私はとにかく、夏までパヤパヤたちの成長を楽しみに見守りながら次の自分の正解を探します🫡🦆