27/08/2025
❤️秘すれば花
という言葉が、昔から好きだった。
これは室町時代の猿楽師、世阿弥の芸術論「風姿花伝」の中に書かれている言葉 。
秘めるからこそ花になり、秘めなければ花にはなれない。
純粋な感情こそが花である。
その境地に至るには、多くの修行や経験が必要で、簡単には会得できないという意味も含まれている。
幽玄
美しく柔和な姿、音曲の美しさ、静かな舞などを指し、能の舞台芸術全体を包括する概念。��世阿弥は、洗練された美意識と深い精神性を特徴とした踊りの境地を創造し、花は感情であることをダンス界に確立した、日本を代表する偉大なアーティストだ。
だから日本人の美意識をダンスで表現する場合、世阿弥抜きには考えられないと思う。
もちろん世阿弥の教えは、能や歌舞伎などの伝統芸能に引き継がれている。
でも、そのエッセンスだけを使って、何か新しい形のダンスができたら…
またヨーロッパのコンテンポラリーダンスや舞踏山海塾のような、技術より感覚を重視するダンスに触発されながら、日本と西洋のクロスオーバーができたら…
演劇性と直感による女らしいセンシュアルなイメージのダンス。
感情が花だとしたら〜
幽玄の世界で、
秘めた美しい花となるダンスを踊ってみたい。