12/10/2023
ニュイ・ブランシュKYOTO 2023 .kyoto
「Wind and the Willow / 柳と風」展を終えた。2月から始まった展示行脚はこれにて一旦終了。時間ができたので、少しずつ展示を振り返っていきたい。
まずは直近の京都から。 にて@mariko_urbannomad と とのユニットでの展示。「柳と風」を共通テーマとして、各々が作品を発表した。
僕はルーツのある種子島の現在を撮った写真を発表した。作品名は「West hills,No-name homes」。
West hillsというのは種子島に最近できたアパートの固有名詞で、No-name homesとはそのような名前のついていない昔からある島の民家を表している。過疎化の進む島に新しいアパートが建てられている背景には、隣にある馬毛島で進む基地の建設工事がある。工事は今年の一月に始まり、既にある住宅では賄いきれない量の労働者が島で生活を始めている。
突貫工事で建てられた家と昔ながらの家との対比を入り口に、島の今を伝えたいと思った。同時に、そのような内容を扱うならば、島と私たちとの距離を示さなくてはならないと思った。「私たち」とは、物理的にも精神的にも島から遠く離れたところにいる私たちのことだ。自分だけ安全なところに身を置きながら、島の歴史的転換点とも言える現在の状況を、いかにも、それらしく伝える行為は無責任だと感じていた。でもそんな距離をどう表現すればよいのだろう。
#柳と風
#種子島
#距離の表現