Galerie TANNE

Galerie TANNE ”ドイツパンのタンネ”店内で、小さなギャラリーを始めました。
一ヶ月ごとに展示が変わります。
キュレーション:佐藤熊弥(東京芸術大学油画4年)

22/03/2016
針金、木、アルミホイル、ホース、布。ここ数年の制作に於いて、伊能朝陽は身の回りにある安価な物体を絵の素材としてギリギリ昇華させます。アイディアを実現させるために、絵の材料を買いにいくのが面倒というよりもどかしく、一瞬でも早く定着させようとし...
20/10/2015

針金、木、アルミホイル、ホース、布。ここ数年の制作に於いて、伊能朝陽は身の回りにある安価な物体を絵の素材としてギリギリ昇華させます。アイディアを実現させるために、絵の材料を買いにいくのが面倒というよりもどかしく、一瞬でも早く定着させようとして、身の回りの素材を扱っているのではないか、と思わせられます。それは一つ一つの素材が間に合わせの域を越え、むしろ絵の具よりも彼女の求める表現にフィットしてしまっているように見えるからです。早く定着させようという彼女の気持ちは、注意しないと怪我をする針金、拾った木で組まれたために真四角ではない木枠、ところどころ剥がれかけている絵の具などからも見て取れます。乱雑とでも言うべき細部の積み重ねの彼女の作品は、不思議に清潔な印象を与えます。それは一瞬を逃すまいと研ぎ澄まされた感覚が、その乱雑な細部を、儚さ、その背中合わせの魅力へと高めているからでしょう。
彼女の制作は、発表される作品よりも、人に見せることがないというドローイングに負う部分が大きいのではないか、と思います。そのドローイングと同じように、人に見られることのないその絵の裏には、たくさんの部品が継がれ、機能的な美しさを備えています。人に媚びない制作の積み重ねが、誰の真似でもない自由な画面を作り出しています。
卒業制作を控えた伊能は近作・新作を数点、Galerie Tanneに飾ります。本人は「幸せ空間過ぎてビビる」と言っていますが、僕は彼女の静かな絵が意外にタンネにフィットしていると思います。人形町にお越しの際は、過ごしやすくなってきた秋の日に、パンとコーヒーでお茶でもしがてら、伊能の絵を是非見にいらしてください。

伊能の絵は10/19〜11/14まで飾っている予定です。
ドイツパンの店タンネはいつも通り8:00〜19:00(土曜日8:45〜18:00)日祝休みです。
住所は東京都中央区日本橋浜町2-1-5、半蔵門線水天宮前駅、日比谷線都営浅草線人形町駅、都営新宿線浜町駅が最寄の駅です。
フライヤーやウェブ用イメージは、引き続き山田悠太朗(http://yutaroyamadaworks.tumblr.com/)が制作しています。

文:佐藤熊弥

Galerie Tanne、6月からの赤池龍星の展示のお知らせです。山田悠太朗がデザインを担当し、Zine(冊子)を作っています。At a distance (距離を隔てて)Galerie Tanneでは2015年6月1日から、赤池龍星の絵...
23/05/2015

Galerie Tanne、6月からの赤池龍星の展示のお知らせです。
山田悠太朗がデザインを担当し、Zine(冊子)を作っています。

At a distance (距離を隔てて)

Galerie Tanneでは2015年6月1日から、赤池龍星の絵を佐藤熊弥によるキュレーションで展示します。
今回の制作に当たり僕たちは、赤池の祖父母が暮らす鹿児島県南さつま市を訪ねました。赤池は既に描いていた自身の祖父母の絵を、事前に鹿児島の家に送っていました。それは実際の鹿児島の光と、絵の中の光とを比べるためでした。絵の中の光は、実際の鹿児島の光と比べて青く、赤池の東京のアトリエの光を反映していました。離れている場所を描くことは、何らかの違和感を生み、絵の雰囲気を独特なものにします。
絵のスタイルは、モチーフと画家の物理的な距離(モチーフを設置して描く/景色を見ながら描く、遠くの知っている場所を思い浮かべながら描く、写真を見ながら描く、それらの組み合わせ、具体的なモチーフを扱わない、など)によって大きく左右されます。
絵と距離の関係を考えたとき、僕はピーター・ドイグ(*1)のことを思い出していました。ドイグは自分が住んでいた場所や訪れた場所などのイメージを組み合わせて絵を描くことがあります。彼はある対談(*2)の中で、「なぜ君は、そこにいないときに、その絵を描くの?(Why would you paint those works when you’re not in the place?)」と尋ねられ、「それはその場所を思うことだからだよ。(Because it’s about thinking about the place.)」と答えています。
赤池の今回の制作、そして今までのいくつかの制作は、モチーフと画家の距離という点に於いて、ドイグに共通しています(遠くの知っている場所を思い浮かべながら描く、写真を見ながら描く、の組み合わせ)。赤池は東京に戻り、また鹿児島のことを思いながら、距離を隔てて絵を描きます。その距離は、どのような絵を生むのでしょうか。

(*1):Peter Doig、1959年生まれ、スコットランド出身の画家。
(*2):Tate Publishingにより2008年に出版された、『Peter Doig』中の『Peter Doig and Chris Ofili in Conversation』。

文:佐藤熊弥

At a distance

Galerie Tanne is going to exhibit Ryusei Akaike’s paintings with Kumaya Sato’s curation from 1st June. 2015.
For this work, we visited Kagoshima where Akaike’s grandparents are living. Akaike has sent a painting of his grandparents which he made before this trip. It was because he wanted to compare the sunlight in Kagoshima and the light in his painting. The light in the painting was much blue than the sunlight in Kagoshima, and it seems to have been reflected the light of his atelier in Tokyo. Painting something at a distance make some differences, and make the atmosphere of the painting unique.
A style of a painting is largely moved by the physical distance between the motif and the painter (painting with setting motif / painting with watching a view, painting with remembering somewhere the painter knows, painting with watching photographs, combination between those ways, painting without using any motifs, etc…).
When I thought about the distance between the motif and the painter, I remembered about Peter Doig(*1). Sometimes he make a painting by mixing the images of the places where he lived or visited. Once in a conversation(*2), he was asked like, ‘‘Why would you paint those works when you’re not in the place’’ and he answered like, ‘’Because it’s about thinking about the place.’’
Akaike’s work in this time and some works before is similar to Peter Doig in this point, the distance between the motif and the painter (combination between painting with remembering somewhere the painter knows and painting with watching photographs). He went back to Tokyo and started make paintings about Kagoshima at a distance. And I wonder what differences the distance makes.

(*1): A Scottish painter, born in 1959.
(*2): ‘’Peter Doig and Chris Ofili in Conversation’’ in ‘’Peter Doig’’ which published by Tate Publishing in 2008.

Sentence: Kumaya Sato

小林みなみさんの展示がおわりました。ありがとうございました。展示の様子をtumblrにアップしたので、是非ご覧ください。http://galerietanne.tumblr.com/6月1日からは赤池龍星さんの展示となります。
18/05/2015

小林みなみさんの展示がおわりました。ありがとうございました。展示の様子をtumblrにアップしたので、是非ご覧ください。http://galerietanne.tumblr.com/

6月1日からは赤池龍星さんの展示となります。

ドイツパンの店タンネに絵を置き始めました。 キュレーション:佐藤熊弥

お花見シーズンには桜が見えるパン屋の2階に椅子やテーブルと絵を配置し、開放していました。外にベンチを置いてみた日、とても気持ち良かったです。
03/05/2015

お花見シーズンには桜が見えるパン屋の2階に椅子やテーブルと絵を配置し、開放していました。
外にベンチを置いてみた日、とても気持ち良かったです。

明日、2月23日から若林菜穂展『Fix the Images』が始まります。かっこいい展示になりました。よろしくお願いします。若林菜穂『Fix the Images』2/23〜3/148:00〜19:00(土8:45〜18:00、日祝休み)
22/02/2015

明日、2月23日から若林菜穂展『Fix the Images』が始まります。かっこいい展示になりました。よろしくお願いします。

若林菜穂『Fix the Images』
2/23〜3/14
8:00〜19:00(土8:45〜18:00、日祝休み)

小左誠一郎さんの展示が2月14日に終わりました。ありがとうございました。なお3月から、tumblerでギャラリーのアーカイブを載せていこうと思っています。今までの展示の様子や、設置の様子も載せるつもりです。
22/02/2015

小左誠一郎さんの展示が2月14日に終わりました。ありがとうございました。
なお3月から、tumblerでギャラリーのアーカイブを載せていこうと思っています。今までの展示の様子や、設置の様子も載せるつもりです。

2月23日からの若林菜穂展のDMができました。タンネからカップやお皿を借りて制作しているようです。若林菜穂『Fix the Images』2月23日(月)〜3月14日(土)8:00〜19:00(土曜日8:45〜18:00、日祝休み)なお、小...
05/02/2015

2月23日からの若林菜穂展のDMができました。タンネからカップやお皿を借りて制作しているようです。

若林菜穂『Fix the Images』
2月23日(月)〜3月14日(土)
8:00〜19:00(土曜日8:45〜18:00、日祝休み)

なお、小左誠一郎さんの展示は2月14日までです。https://www.facebook.com/events/1527796020829799/?pnref=story
よろしくお願いします。

今日から小左誠一郎さんの展示が始まります。油彩3点と紙の作品が6点、展示されています。よろしくお願いします。期間:〜2月14日(日祝休み)時間:8:00〜19:00(土:8:45〜18:00)
07/01/2015

今日から小左誠一郎さんの展示が始まります。油彩3点と紙の作品が6点、展示されています。よろしくお願いします。

期間:〜2月14日(日祝休み)
時間:8:00〜19:00(土:8:45〜18:00)

1月は小左誠一郎さんの展示になります。よろしくお願いします。1月7日〜2月14日です。小左さんのウェブサイトhttp://seiichiroosa.tumblr.com/宇都宮 恵さんの展示は12月27日まで行われています。ぜひ見にいらして...
20/12/2014

1月は小左誠一郎さんの展示になります。よろしくお願いします。
1月7日〜2月14日です。

小左さんのウェブサイト
http://seiichiroosa.tumblr.com/

宇都宮 恵さんの展示は12月27日まで行われています。ぜひ見にいらしてください。

宇都宮恵さんの展示が12月8日の月曜日から始まります。写真は搬入の様子。「ひとつの世界が枝のように分かれて伸びていくイメージ」ということで樅の木やトナカイの角を描いてくださったみたいです。クリスマスシーズンならではの展示になりました。ぜひ見...
07/12/2014

宇都宮恵さんの展示が12月8日の月曜日から始まります。写真は搬入の様子。「ひとつの世界が枝のように分かれて伸びていくイメージ」ということで樅の木やトナカイの角を描いてくださったみたいです。

クリスマスシーズンならではの展示になりました。ぜひ見にいらして下さい。

宇都宮恵さんの展示のDMができました。宇都宮さんの展示は12月8日の月曜日からはじまります。よろしくお願いします。
02/12/2014

宇都宮恵さんの展示のDMができました。宇都宮さんの展示は12月8日の月曜日からはじまります。よろしくお願いします。

住所

日本橋浜町2-1/5
Chuo-ku, Tokyo
1030007

営業時間

月曜日 08:00 - 19:00
火曜日 08:00 - 19:00
水曜日 08:00 - 19:00
木曜日 08:00 - 19:00
金曜日 08:00 - 19:00
土曜日 08:45 - 18:00

電話番号

03-3667-5956

アラート

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