24/08/2026
子どもがそこで過ごす、一時間。
一年。そして、何年という時間。
それは、
何かが「できるようになる」ためだけの時間ではなく、
その子の人生の一部をつくっていく時間でもあります。
昨今、
「○ヶ月でここまで上達しました」
「○回でこれができるようになります」
「コンクール○位」
「○○スクール合格」
そんな言葉を目にする機会が増えました。
目に見える成果は分かりやすく、SNSでも伝えやすい。
そして、できなかったことができるようになることや、
努力が結果につながることは、子ども自身にとっても
大きな喜びだと思います。
技術を身につけること。
美しく踊れるようになること。
目標に向かって努力すること。
そのどれもが、バレエを学ぶ大切な一部です。
一方で、海外では子どものスポーツや育成をめぐり、
早い時期から結果や成功を求めすぎることや、
過度なトレーニング、プレッシャーが子どもの心身に与える影響について、専門家たちが警鐘を鳴らしています。
バレエも、例外ではないと感じています。
できないときに、自分で考えること。
失敗しても、もう一度やってみること。
人と違うことを恐れず、自分自身と向き合うこと。
そして、「好き」という気持ちを失わないこと。
こうした成長は、順位や合否のように
目には見えにくいものです。
でも、そこで重ねた経験は、
いつかバレエとは違う道を選んだとしても、
その子の中に残っていくものだと思います。
日本では「習い事」という言葉が、ごく自然に使われて
います。
呼び方は、なんでもいいのですが、
何を習得するかと同じくらい、
そこでどんな時間を過ごし、何を心に残していくのか。
子どもたちが長い時間を過ごす場所だからこそ、
そんな視点も、環境を選ぶひとつの基準になればと
願っています。
#バレエ #バレエ教育 #子どもの成長